AFP試験


AFP資格試験について
所得税とは
所得税は、個人の1年間(1月1日~12月31日)の所得に対して課税される国税であり、直接税です。
原則として、所得税は所得が高くなるに従って税率が高くなります。
平成19年より、所得税は6段階の税率、同年6月より住民税は一律10%に改正されています。

原則として、所得税はすべての所得を合算して課税される、総合課税です。
ただし、退職所得や譲渡所得など、単独で所得計算を行う分離課税の所得税もあります。

所得税は、利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・給与所得・退職所得・山林所得・譲渡所得・一時所得・雑所得の10種類です。

また、所得税は個人に対し課税されるため、個人的事情を反映させるための所得控除があります。
社会保険料控除、医療費控除、扶養控除、配偶者控除、配偶者特別控除、生命保険料控除などがそれにあたります。

所得には非課税となるものがあります。
遺族年金、損害保険金、損害賠償金、宝くじ当選金(ただし、競馬や競輪の払戻金は一時所得として課税)、財形住宅・年金貯蓄の元利550万円までの利息などが非課税です。
給与が給与所得控除額以下や退職一時金が退職所得控除額以下の場合には、無税となります。

AFPは、このような所得税の体系や控除の種類、仕組みを把握し、計算を間違えないようにできなければなりません。
タックスプラニングとして試験にも出題されます。
しっかり勉強して、試験に合格されAFPとしての一歩を踏み出してください。

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