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AFP資格試験について
ファイナンシャル・プランナーが利用する係数 その1
AFPをはじめファイナンシャル・プランナーが利用する係数表というものがあります。
係数表とは、積立金の元利合計や希望する年金を受け取るための年金原資などを簡単に計算するために作成された数表です。
一般には6つの係数が利用されます。
ここでは、終価係数と現価係数を説明します。
2級FP技能検定の実技試験では、毎回のように出題されているので、利用方法の熟知が必要です。

・終価係数
一定の元本を複利運用し、一定期間後の元利合計がいくらになるかを求める係数です。
例えば、100万円を年利2%で10年間複利運用した場合に元利合計がいくらかを求める場合。
終価係数表の年利2.0%と期間10年の交点には、1.2190、と書かれています。
従って計算式は、100万x1.2190=121.9万となり、121万9千円とわかります。

表を利用しないで一般の電卓を利用をする場合なら、1.02xx=========x100,0000= と押します。
1+0.02(2%)にx(掛ける)のボタン2回、=を乗数から1引いた数(この場合だと10ー1で9回)、これに100万を掛けるわけです。
係数表はこのような面倒な計算方法を利用しなくても良いのです。

・現価係数
一定期間後に一定の金額を得るのに必要な元本を求める係数。
10年後に年利2%で100万円準備する場合。
現価係数表の年利2.0%と期間10年の交点は、0.8203。
従って、100万x0.8203=82.03となり、82万300円必要だとわかります。

AFPになるため、そして試験に合格するためには上記の係数は必須です。
実際に自分で計算して係数を身につけて試験に臨んでください。

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